クリア時間は1作目と2作目を合わせて10時間ほど。
ボリュームはありませんが、簡単操作で爽快感抜群のアクションを
楽しむことが出来ましたよ(=⌒▽⌒=)
1作目は、オリジナルの発売がPS2初期の2001年なので、グラフィックは一昔前
のポリゴンとちょっと粗め。しかしHDです。ジャギはなく、くっきりクリア!
で、戦闘ですよ!戦闘!続編アヌビスが高速バトルで有名なことは知っていまし
たが、ZOEもなかなかのもの!1作目にして大方の部分は完成していたんだな
ーと驚きました。敵の種類や攻撃パターンが少なく、倒し方が単調になったり、
同じフィールドを行ったり来たりを繰り返す(目的地選択式)等、(しかも同じよう
なフィールド)作業的な要素が強い内容のため、人によっては飽きが早々に来て
しまうでしょうが、このボリュームならほどよい加減かなーと思ったり。
2作目は、1作目からハイパーパワーアップ!3CGムービーだった1作目と異なり、
アニメとCGが自然に融合しています。しかし残念なことに挿入されるアニメの
画質はぼやけているんですよね…。まあ、アニメよりイベントシーンはコックピット
間での会話が中心で、そこはHD化により非常に綺麗になってるんでそこまで
気にすることはないんですが、綺麗なところが殆どなだけに、アニメの汚さが
浮き彫りになっちゃってますね。
アヌビスでは作業的な要素はなくなりましたが、目的地を選ぶ等の自由はなく、
ストーリーに沿って進めることになりました。戦闘に関しては自由度が大幅にUP。
ストーリーを進めるにつれ入手できるサブウェポンが多く、広大なフィールドを
高速スピードで駆け、数えきれないほどの敵をホーミングレーザーが補足、そして
それが花火のごとく爆発します。いやあ気持ちの良いことこの上なしですわ。
この気持ちよさ…アーカイブスでやった「レイストーム」の感じに似てるな~
毛色は違いますけどね(笑)
■関連記事:PSPでPS1 『レイストーム』
難易度は決して高くありません。アクション苦手だって人も動き回ってひた
すらホーミングレーザーを放てば基本おk…だと思います。NORMAL以下では
通用するはず!w カメラワークが優れているので想像以上に派手な戦闘に
なると思いますww
全体を通して言えること、それは“かっこいい”です。
キャラ。ディンゴはよくあるまっすぐな王道主人公じゃなく、ひねくれ気味
でやさぐれた性格、でも仲間を想う熱いやつ。ならヒロインのケンはおしとやか?
で可愛い女の子?いやいや主人公と反発する男勝りで熱い性格じゃないですか。
どっちも引かない、いつも衝突(笑)だけどそこが本作のいいところ。
人間臭さが実にイイ。彼らのコックピット間で行われる会話は絶妙ですよ~。
そして、エイダ。あらゆる場面で適格な指示を出してくれる相棒的存在のAI。
機械的でクールなキャラと思えば、時折人間的な部分を見せるところがあり
そこがまた魅力的でありました。
戦闘は上述通りスタイリッシュでかっこいい。映画のような演出でかっこいい。
展開を盛り上げるBGMはかっこいい・…何もかもかっこいいんです。
このかっこいいアクションゲームは完成度が高くても制作者にとっては本気度
100%のものではないそうで。
限定版の資料集にて小島監督は、『HD EDITION』は一つの判断材料、これが
全世界に受け入れられたら「メタルギア」バジェットで本気のモノを作りたい」
と語っております。
アマゾンのレビュー等では、PS2版より劣っているといった意見も見られますが
実際に細かなところまで見直し、新作並に労力をかけられたHD作品です。
(資料集より)。直感でやってみたい!と思ったら手にとってもらいたいですね。
次回作のためにも!(笑)
ZONE OF THE ENDERS HD EDITION (PS3版)
ZONE OF THE ENDERS HD EDITION (Xbox360版)
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『ZONE OF THE ENDERS HD EDITION』クリア~!
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