(C)岸本斉史スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ(C)劇場版NARUTO製作委員会
劇場版NARUTO-ナルト-『ロード・トゥ・ニンジャ』を観てきました。
子供たちが夏休み真っ只中、公開初日の朝一番、舞台挨拶付きということで
映画館オープン30分前に行けば大丈夫だろうという考えはあまく、
行列がずらーと出来ていました。同日公開の作品は、エイトレンジャーやダーク
ナイトなど。それぞれお目当ての作品が違うと思ってたんですが、ほとんどが
ナルト目当て。ファミリーといより女性客が多かったすね。
座った席は前もって予約してなかったせいで、最前列の端っこ…。
見上げる状態で首が痛い痛いw前に誰もいないから足は伸ばし放題だけどね!
映画を観た感想は、笑いあり涙ありの10周年にふさわしい傑作といったところ。
テーマは家族愛。ナルトとサクラが今回の主人公で、親子を羨ましく思うナルト
と、やたら干渉する親に辟易するサクラがうまいこと対照的に描かれています。
その後、マダラの幻術によって世界が逆転・・・・。
ナルトの仲間の性格が逆転、いないはずのナルトの親が存在、そして親のいた
サクラは・・・・と、映画でしか実現できないIFストーリーが展開されます。
序盤の仲間の性格が逆転してるのは笑いをこらえるのに必死でしたw
個人的にこれはひどいと思ったのは、シカマル!w
あの天才的なキャラがその逆でバカまるだしとなっておりますwww
ぽかーんと頭の中がすっからかんっぽい表情がなんともいえませんww
原作・アニメでは戦いばかりで日常的な生活が垣間見ることのできないので
こういった試みは面白いですねー。
ただ、せっかくの逆転のおバカ場面が冒頭に集中し、逆転したキャラのシーン
が少なめだったのは残念でした。サイとか数秒の出演ですやん。
ま、テーマは家族愛ですし、ナルト・ミナト・クシナの貴重な共演が見どころに
なっちゃいますよねぇ。でも面白い設定なだけに勿体ない。逆転の仲間たちを
そのまま終盤にも使って、一緒に戦って欲しかったな。シリアスからコメディ路線
になってテーマから逸れちゃいそうだけど(笑)
それだけ、いろんな要素が詰まった作品なんですよね~。バランスを考えると
そうするしかなかったのかなあ。アニメシリーズでもいいんで、もう一度性格逆転
の話やってほしいなあーホントおかしかった。
あと、忘れちゃならないのが今回のボスの声。ハスキーなボイスの声優さんが
いるんだなあと感心して観てたら・・・・。改めて声優さん凄いと思いました。
作画は全体的にレベルが高いとはいえませんが、サクラとナルトが路地を走り
抜けるシーンやミナトの印を結ぶシーン、終盤の大迫力のバトルシーン等
素人目でも思わず唸るところがありました。
音楽も三味線のBGMがかっこいいし、今回の映画は満足度が非常に高いです。
ナルトファンはぜひ観てくださいねー。
▲入場時に貰えるのは「うちわ」と「モーションコミックDVD」
手前の巻ノ忍は61巻の購入特典で、後ろに見えるグラスは1番くじの当選品。
▲モーションコミックDVD
【おまけ】:
映画の上映が終わると、次は舞台挨拶。30分程ありました。
ゲストは、ナルト役の竹内順子さん、サクラ役の中村千絵さん、サスケ役の杉山
紀彰さん、カカシ役の井上和彦さん、クシナ役の篠原恵美さん、監督の伊達勇登
さん、そして原作者の岸本斉史先生。
①映画本編の台詞をその場で言ってもらおう。
・ クシナの赤ちゃんナルトの前で語る名シーンを再現。
・ ちゃらい場面しかなかったサスケ・・・杉山さんが恥ずかしそうでした(笑)
・ 井上さんは台詞の書いた紙には「おまかせ」の文字しかなかったらしく、
1分の時間を与えられて、井上さん自身の甘い台詞を言わされる羽目に。。
②「どんな世界に行ってみたい(?)」。
・ 井上さんの「女の人がいない世界」の答えに女性客が「えー」ってリアクション
してて笑った。
・ 無茶ブリで言わされた司会の女性アナウンサー、「仕事をしなくていい世界」
みたいなことを言って、竹内さんに「仕事をしてください」って突っ込まれる。
リアルな回答でしたなあ・・・。
③観客からの質問。
「どうして逆転にしてみようと思ったんですか?」との作者への質問。
岸本先生「そろそろ飽きてきてると思って」。
ぶっちゃけすぎて驚きましたw 声優さん達も僕たちがですか?と驚いてたw
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劇場版NARUTO-ナルト-『ロード・トゥ・ニンジャ』(舞台挨拶付き)を観た~
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